殺す側の論理

おはこんばんわ。名ばかり代表です。

1級障がい者の外出あるいは買い物や雑用について移動手段がありません。
公共交通利用が著しく困難である事はドクターの太鼓判付です。
自家用車を維持できる金もなく、福祉有償運送でさえ頻繁に使える資力が有りません。

介護保険課に噛みつきましたが、通り一辺倒の「タクシー助成制度を使いなはれ」しか言いません。そんなもん、とっくに使ってますが、追いつかないのです。
週一度は最低でも入院されている配偶者の洗濯物を取りにいかねばなりません。
従来は我々がサポートしていましたが、我々も移動搬送手段が自転車しかなく、時間に追われて行けない時もあります。梅雨に入れば更に困難を増します。

「友人に頼めば」「家族に頼めば」
「知り合いが居るでしょう」「金でタクシー乗れ」
これが彼らの回答です。

前述の世帯に子供は居ません。年齢的に親なんか居ません。やっと反社会勢力から引き離した所です。まともな友人は居りません。ご夫婦で2人ポッチの孤独・孤立生活です。その片方が長期入院です。

世の中には「家族が無い」「友人が居ない」「金が無い」人も確実に居ます。

バイステックを知らない者が福祉系に就任する事は間違いでないでしょうか。

公務員ですから、給料まぁまぁ、共済年金まぁまぁ、退職金ドッサリでしょう。

この現場を知らない人達の発想は、本多 勝一流に言えば、
殺す側の論理 ではないでしょうか。