月別アーカイブ: 2016年11月

見守りの大切さ

ある日の出来事です。

会員でもあり付き合いの深い人でもある人と一日を過ごし、私にどうしても出席したい全体集会が有ったので、移動途上で別れる予定にしていました。

しかし前日、偶然に測ったその人の脈拍が異常に高いことが気になり、血圧計の有る家まで送ったのです。
その人は高齢で1級障がいなので何かと気にはしています。

血圧計の値は何と「脈拍124」「血圧の上が80」でした。
故障ではないかと疑い、自分も測ってみますと故障していません。
初めは降圧剤や拡張剤や弛緩剤の効きすぎではないかと素人判断し、すぐに病院に電話したところ、「今からで構わないので即刻来院せよ」(この日は土曜で一般外来は無し)と指示を受け、病院に行きましたら即入院となりました。

血糖500、A1C9.2、その他異常値多数、脱水状態だそうです。
このまま放置すれば心臓が止まると言われました。

前述のとおり殆ど一緒に居ますので、常に健康状態には留意しており、それで本人が体調不良を訴えないので、私は慢心していました。
動悸やダルさ(と云うより類似鬱状態)は訴えていましたが、それはいつもの運動不足だと決め込んでしまっていたのです。
更には高齢者は「辛さ」にも鈍感になっている場合が多く、今回のようなパターンは十分ありえる事態だと病院から聞きました。

あのまま「はいサイナラまた明日」で分かれていたら、と考えると身も凍ります。

さらに初めに血圧を計測したとき、血圧計が停止しました。私は電池切れと直感し復旧させましたが、いつもの流れだと「まぁいいか」で終わってしまっていた状況です。

偶然が重なって、いま大切な命を失わずに済んでいます。

これは高齢者だけの問題ではありません。若い人でも引きこもってたり、親は無論、社会と疎遠になってる人は多いでしょう。

どうか身近にそういう方々を知ってる人は、見守りをお願いします。

「若い人へ」
ひとりネットは高齢者のみをターゲットにしていません。
ニートってたり、児童相談所で守って貰えなかったり、いろんな人が居る事でしょう。
私達があなたを助ける事はできないと思われますが、何かに繋げたり、話し相手くらいなら出来ます。よかったら。