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2021年度 年末年始地域密着型ホームレス支援ご報告(NHK歳末たすけあい特別助成による)

支援

布団セットが弊会へ届きました。

布団セット
布団セット
今年の衣類入荷は少なかったのですが、被支援者がお気に召された、かつ、サイズがピッタリな物が多く、助かりました。
保護猫団体から差し入れ頂いた衣類
保護猫団体から差し入れ頂いた衣類
年越し蕎麦….は入手困難でウドンですが、それらに加えて年末年始用の食材を用意しました。前年の経験から、ホカ弁当系は辞めて(早期営業終了で新鮮な食材が得られない・暖かくない等)、年中営業している牛丼屋を選択しました。
食材
食材
現地へ運びます。自動車で行けば何でもない距離ですが、自動車が入れる場所ではありません。
現地へ搬送
現地へ搬送
布団と衣類をお渡ししました。服のサイズがピッタリで本当に良かったです。
布団と衣類をお渡し
布団と衣類をお渡し

ご報告と今後の課題

今回の被支援者は計3人になりますが、一人は、ホームレス状態でない人でが、入浴等に事欠く状況という人でした。一人は顔見知り(?)の人、一人は新しい人、一人は行方不明。

今回の事業では以上の3人3様な人々を支援しましたが、ホームレス状態でなくとも生活に困難を抱える人、ホームレス状態がゆえに支援が得られず行方不明になる人、様々な方々でした。ただの行方不明なら、どこかで元気にされているなら、そう言い聞かせなければ、大変に胸の痛む状況です。これらがご報告です。

この事業は、一時しのぎに過ぎないや知れません。社会変革には遠く、当事者の人権復権には尚遠く、ただただ提供側の自己満足に過ぎないや知れません。
事実、本来なら4人めに数えられる筈の人がありました。その人がどのような状況にあるか不安が残ります。市役所各課へ問合せて情報を探しましたが、こちらも役所も当事者様の個人情報の壁を前に、情報が中途半端になってしまいました。こちらは呑気に”ただ心配”してるだけです、その人の命を何としましょう。前回お会いしていたとき、寒さのせいもあって、その人は青白い顔をされていました。

継続した支援が必要です、それには募金といった善意の浄財のみならず、公費によるさらなる予算配分、現場を知る者による直接支援、支援者・被支援者という壁のない支援ならぬ協力、それらの構築が必要だと考えます。又、助けてやったる思想では根本的な解決へ至らない事をご理解いただけるよう、この問題の構造に関する市民への啓発が必要です。しかしこれが一番困難な事と考えます。これが今後の課題でございます。

寄付者様へのお礼メッセージ

炊き出しや福祉相談等の開催地へ辿り着けない、孤立状態の最前線に置かれる「ホームレス」状態の人達へ、地域密着型の支援を展開できました。これらは「公助」的ないわゆる公的準公的機関が機能していない領域であり、まさに「共助・互助」の本領を発揮できる領域です。
しかしながら「想いはあっても資金の不足等で支援活動できない」各地の人達も存在すると予想されます。
NHK歳末たすけあい募金寄付者の皆様によって、ホームレス状態にある側の人達と、その人達を支援したいと考える側の両方へ、2度に渡り、お力添えを頂いたと存じます。厚くお礼を申し上げます。
前述しました通り、この支援は一時しのぎに過ぎず、根本的な解決でないかも知れません。しかしながら、たとえ一時しのぎに過ぎなかったとして、0.1歩でも解決の方向へ進んでいると信じます。それ自体を放棄すれば、何も始まりませんから。くどい言い回しで申し訳ありません、改めまして、寄付者の皆様へ深くお礼を申し上げます