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障がい者とは何者なのか

「児童擁護施設を出た人は、ある意味、変わった価値観を持っている」的な事を書いてる文献を見たような気がします。

私はそれを変わってるとは思わない。言っても話してもオルグっても、理解して貰えない、家族資源不足の不利。

すべてはマジョリティを基準とする思考が根源にあるでしょう。

身体障がい者。分かりやすい一例で云えば「車椅子に乗ってる人」。
この人のドコのナニが障がいなんでしょうか。
足で歩けない?
高速で歩く集団の流れに乗れない?
それじゃあ、二本足で普通に(?)歩く人の方が少数派だったら、どちらが障がい者と呼ばれるの?
さすがにこのレベルは、みんな知ってるでしょう。
けれど、世間は、どうも、そうでないみたいです。

障がい者って何者なのか。それなら、あなたは何者なのか。

傾聴では救われない人達

会員さんに元国家公務員の人が居ます。
色々と背負っていて、元気に働けるうちは良かったのですが、とある事情をトリガーとして、今の社会でいうところの底辺層に陥りました。

本人さんの頑張りに、私どもの支援も加えて、社会資源への接続までは漕ぎ着けたのです。(あくまで踏ん張ったのは当事者、私は伴走しただけ)

これから、この人に不利益変更が及ばないよう、当人への助言は当然として、行政を初め、各社会資源の監視が必要です。
連絡先人が居ない場合、ひどい扱いを受ける事を、見聞はおろか私自体が身を持って経験しています。

もしこの人が、家族資源に恵まれていたなら、社会資源を必要としなかったかも知れません。
そして今後は、社会資源を有効活用する為の援護者(横でヤイヤイ言ってくれる家族とか)が居ないので、私どもがその代役を担うのです。

全国各地から連絡を貰います。(頼れる)家族が無くて、地域でも孤立している、どこにも繋がりを持てなくて、苦しんだ挙句に、ネットで知り得るのでしょうか、はるか遠方の大阪府枚方市の私へ連絡が来るのです。

異口同音に語らえるのは「既存福祉は助けてくれない」、あるいは「相手もしてくれない」という悲鳴です。
話を聞いてくれた場合も、その先が無い。そして途方に暮れる。

私に連絡くださった人達は全て、社会資源アクセスや、当事者ご自身の再起動によって暫くの安心を確保されています。

相手にしてくれない、その理由は、支援側が相談者の意向を汲み取れない処から来ます。追い詰められた相談者は混乱されています。支援側に対して、理路整然と問題点を説明し、必要な支援を得る。それが出来る状態なら、そもそも追い込まれていないのです。混沌とした相談者の状況を解きほぐして、必要な支援を提供する事を業務とする者が、きちんと仕事しないので、このような状況を生み出します。

当事者ご自身の再起動、その理由は、私の話を聞いて、落ち着きを取り戻し、闘う準備に進んで行かれるからです。

どちらの場合も、当事者が安定を得る道のりへ、安心して進行を開始するには、「「血税給料で支援業務やってる者は然るべき仕事しろ」の勢いで公的準公的機関を叩いて、あなたを絶対に孤立させない。安心して下さい」と伝える事から始まります。実際に動きの鈍い処も在り、だから点火せざるを得ない時もあります。

血税給料を貰いながら本職を遂行せず、福祉の勉強に専念してる人が居ます。受講費から交通費から、その日の日当まで保証された状態で、勉強三昧に資格取得三昧です。
こんなのが資格を振りかざして玉座に居ます。

勉強してる人達ですから、色々な困難を抱える人達の存在は、一応知ってます。
なんとか辿り着いた人は、話は聞いて貰えます。しかし後が無い。

これ、なぜだかお分かりでしょうか。
あなたの事を想像でしか見れないのです。超安全圏に身を置いた状態で相談を受け、勉強したようなケースの当事者の話を聞きます。
「いつまでも引きずれない」「途中で切れたから仕方ない」このようなモットモラシイ理屈で武装しています。
そして失望したあなたは離れていきます。
追いかけて来ませんよ。それでオシマイ。EOF
理解しかねる福祉分断と福祉利権の一例です。

当事者目線を維持している支援者は、あなたの苦しみを身を持って知っているし、だから「話を聞く」だけで終わらせる事なぞ絶対に有り得ないのです。

近隣の人なら伴走支援が可能ですが、遠方の人の場合は現地機関に繋ぐしか出来ません。しかし繋いだら終わりではなくて、然るべき機関の職務遂行状況を監視しています。

(1)資源接続までの徹底した援護、(2)接続した後の支援機関監視、これをセットで取り組まないと、当事者さんの自立は維持できない。

傾聴だけでは救えない人達が出てきます。

大阪府介護保険審査会へ審査請求

前回の続きです。
本日、府のご担当様(大阪府高齢介護室介護支援課利用者支援グループ・名称が長い(泣))に審査請求を受理いただきました。

この PDF は文字列をコピー出来ますから、テンプレとして使えます。内容をアナタの状況に合わせて下さい。添付すべきファイルは本文中に記述してますから、それを参考にして下さい。

審査請求書本体は2部必要です。これを忘れずに。

介護認定は、調査内容が府に上がって、それで決定内容が市へ降りてくるのだと思ってました。
ぜんぜん違ってて、すべて市の中で決まる。
その中で、申立があった場合には府が審査するのだそうです。
こんな基本も知らず、なんともお恥ずかしい話です。

審査の流れですが、まず、府から枚方市へ話が降りて来ます。それに対して市が弁明します。それが私のところへ来るらしい。そして私が異議を表明すれば、今度は、同じ状況を再現しつつ市の調査と同じ事を、府独自で作業するそうです。

曖昧になるとイヤなので、府のご担当様から電話頂いた際、もし市の弁明を府が妥当とすれば、それで終わってしまうの?と、しつこく聞きましたところ、一方的な幕引きは無いそうで、その点は安心です。

区分変更申請書に追記してあったのですが、教えてくれないので、こちらから市の介護保険課に電話して、「介護保険を担当する中の一番偉い位置は何処か」と聞き出し、課長と課長代理の名前を聞き出しました。
「なぜ教えてくれなかったの?」と問うと、「課長代理が処理済ゆえ未回答で良い」としたそうです。
ちょっと○めてますよね。
この電話、録音してます。

どんな結果になるか、さっぱり未知数です。
やるだけやります、否、とことん行きますよ。

今回の当事者は、頼れる親族が居ません。自ら声を挙げる事も出来ません。

だからこそ。