格差固定と福祉利権

資格と云うシロモノは、指標の一つであって、それが全てを証明するものではないと考えます。

幼子が犠牲になった事で「専門性を持つ人材の増員」が叫ばれています。
専門性を学習する上で、もちろん当事者性を勉強しますけれど、はて?そのレベルで理解できるのか甚だ疑問です。

理解できているのなら、このような最悪の事態を防げていたように思うのです。

ほうぼう当たって一番安い処を見つけましたが、スクーリング等を計上すれば総額20万円。ローンを使うしかありません。
ほうぼう当たって一番安い処を見つけましたが、スクーリング等を計上すれば総額20万円。ローンを使うしかありません。
「2度と繰り返しません」などと形ばかりの謝罪で、加害者は、のうのうと生き残ります。せめて懲免くらい必要でしょうに。
現役時は潤沢な福利厚生を受け、退役すれば潤沢な年金で悠々です。殺した被害者の事は一生背負ってもらわねば報われない。
机上の「当事者性」しか持ち合わせていない者の過失です。責任は取って貰わないと。

「2度と繰り返しません」のは結構な事です。当たり前です。
この子の人生に2度めが有るのですか?

大学に行かないと取れない「専門性」があります。大学に行けるのは一定以上な経済水準の人です。奨学金で頑張ったなんて屁の突っ張り。(これはこれで立派な事だし、その返済で大変に苦労されている人達の存在は、いったん置いて下さい。でないと、この話のインパクトが…..ごめんなさい)
「君らが合格したのは君の能力ではなく、父親の経済力と母親の狂気だ」何かの漫画のセリフです。

私が話してる、私が位置しているのは、そのレベルの人には想像の出来ない、更に下。です。

いつもいう「当事者意向を無視した」「上から目線支援」は、この事を言ってます。
理論だけの者が寄ってたかって当事者の人生を左右します。失敗事例は前述しました。

擁護士要綱第3条の5 「-略-啓発課題や人権侵害の予防のための検討を行い、行政機関等に必要に応じて意見を述べること」 役所窓口で「あんた何の権限でモノ言いに来てん」と言われたら、これを根拠に押し返します。
擁護士要綱第3条の5 「-略-啓発課題や人権侵害の予防のための検討を行い、行政機関等に必要に応じて意見を述べること」 役所窓口で「あんた何の権限でモノ言いに来てん」と言われたら、これを根拠に押し返します。

生活支援員や市民後見人の如く、人権の観点から怖くてとても使えそうにない、トンデモ制度を鑑みれば、やはり大学等でじっくり勉強した人に任せる方が若干安心でしょう。
しかし、繰り返しになりますが、当事者性思考能力の希薄感を否めません。

それでは、「当の当事者なら支援者として万全なのか?」
こう問われれば、自信を持った是認は厳しい。
なぜなら、闘うには根拠が必要ですから。

当事者性と知識の融合、これ最高やーん。(あり王)
そして、それなら!と当事者が奮起しても、けっきょく金が無いと門すら叩けない。
社会福祉主事の場合、公務員が公費で取得する事も多いでしょう。日当保証、交通費保証、資格取得。バラ色です。なんにもない弱小NPOは全て自腹です。その自腹をも捻出できないとすれば、ここで終わり、茄子術梨。
ここに格差固定の根拠があります。

以上に述べました、ガッチガチの状態を、福祉利権と言ってます。