意見書の威力を引き出すコーディネーター

お医者さんの意見書、俗に云う診断書です。
ドクター意見の権威と破壊力は超絶です。

これを獲得するに、以下の3つが必要でしょう。
(1)
あなたと私の深いお付き合い。
(2)
信頼できるドクターとの巡り会い。
(3)
ドクターに対する信頼を医療提供側に伝達する誠意。

まず、あなたの事を私が良く知っていないと、ドクターに上手く説明できません。
それから、これは運任せですが、信頼できるドクターに出会えなければ、話が始まりません。
前述2点が揃えば、あとは誠心誠意、ドクターに話します。

条件の揃った良きドクターに、背景を見据えて貰えれば、それに応じた意見を出力して貰えます。

ドクターに箇条書を査収いただき、その上で、誠意を持って説明するのです。
すると、どうでしょう、専門用語に変換されてはいますが、コンプリート。

それぞれ、ある程度は重複分野があって、広く浅くは学んでる筈ですが、医療従事者が介護等の福祉制度に精通してるとは限らない。介護従事者が医療に精通してるとは限らない。
両者とも患者・利用者の背景まで完全理解する余裕は様々な事情で持てない。

そして、あなたが、
(a)
援護射撃してくれる家族に恵まれてるとは限らない。
(b)
話上手とは限らない。

その結果、相応の診断(意見)が出ない。

それを盾に、公的支援は、あなたを見殺す。

このような事態があってはならない。しかし無いと言えない現実。
この問題に限り、国家に縛られた、福祉資格者と、その組織は無力です。
なぜなら、これらは、制度外支援領域です。

医療屋は医療のエキスパートで、介護屋は介護のエキスパートで、そのどちらの分野についても、私は専門的な事を知りません。

生活困窮や理不尽の是正を目指すとき、それゆえに、広く浅く横断的に、知識を備えているべき存在が、人権屋です。こう在りたいと精進してます。

ぜんぶ纏めてコーディネート。

あなたの人権、守ります。

病院関連
病院入退院時の関係者と交渉
生活関連