持たざる者の憂鬱

ひとりネットのITを支えるメインパソコン達は殆どの機種が10年20年落ちのマシーンです。

Linux を利用していますので、Mac や Windows のようにベンダーロックは存在せず、多くのパソコンユーザが「当り前」と思っている(思わされている)、アプリケーションの利用に利用料が掛かったり、強制的なバージョンアップによる、バージョンの枯れたアプリが使えない=新規購入で金が掛かる等、定期的な支出は全く有りません。

しかしその代償として、多少の知識を持たないと使えないのも、Linux OS の持ち味です。

待望の大阪府人権総合講座が始まりました。講義の全てにレポート提出が必要です。取り掛かろうとしてパソコンの電源を入れましたら、あら、壊れてます。

grub が boot image を見失ってしまうイメージ
grub が boot image を見失ってしまったので手動で復旧作業の悪戦苦闘開始。

ブートローダーが OS を見失っています。HDD の寿命も近い事が予測されますし、何かの拍子にこのような事態は良く起こる事ではありますが、復旧に相当な時間を食うこと必至です。

昨晩から始めて夜中には終わる予定だったのに、ただいま朝7時です。故障復旧は果たしましたが、肝心のレポートに取り掛かる元気が失せてしまいました。これでは本末転倒ですね。

復旧を果たした20年落ちの老兵のイメージ
復旧を果たした20年落ちの老兵

windows 10 とやらは、このような事態には陥らないのでしょうか….(泣)

苦労して復帰起動したら、update-grub,update-grub2,grub-install /dev/sdX をお忘れなく。