月別アーカイブ: 2020年4月

人権課題解決のご報告

府民文化部 人権局 人権擁護課 御中
**さま

お世話になります、番号30001人権擁護士の竹谷で御座います。

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とある福祉事務所におけます人権課題に関しまして、福祉部生活福祉室様より課題解決に向けたご回答を賜りましたので、ご報告申し上げます。
人権施策に関わる方々へのご参考となれば幸いに存じます。

課題点を要約しますと、生活保護受給者に対する、
(1)介入支援是非の決定過程の厳格化
(2)自己決定権の保障
となります。

これらについて、
(1)より慎重な吟味が必要だとの再認識
(2)職員各位様への指導の徹底(準規定の周知と対応統一)
といったご回答を賜りました。

一貫して申し上げております通り、これらは行政職員様への個人攻撃や、次元の低い公務員バッシングが本旨でなく、福祉利用者の「権利擁護」に関する提案で御座います。

また、ご担当くださいました職員様と「ご見解などの電話やメールの内容等は外部非公開」とお約束しておりますので、原文も公開いたしません。(公開しても全く問題の無い文章だと存じますがお約束しましたので)

従いまして、何課の誰、その方の職位など、個人を特定しうる内容は述べません。

ただし、該当課様の「かなり偉い人」からご回答を賜りましたので、いち職員様の個人見解として終わる状況でなく、該当部署様全体に影響あるものと考えられますので、今後の市民に対する人権擁護の前進を期待できると存じます。

今回の提案に対し、お忙しい中、真摯なご対応をくださった職員様へ、厚くお礼を申し上げます。
どうぞ今後とも、ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。

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NPO エンパワセツルメント
大阪府認定人権擁護士
社会福祉主事(単なる任用資格)
代表 竹谷綾 (LGBT 当事者 (LGBT > T > MTF))
代表 070-5653-6124 弊会 072-807-5199
info@jp-hitori.net
epowersettlement@gmail.com
https://jp-hitori.net/
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大阪府人権擁護士要綱
第3条 人権擁護士は次の各号に掲げる業務を行う。
(5)
人権相談の内容を分析・整理し、啓発課題や人権侵害の予防のための検討を行い、行政機関等に必要に応じて意見を述べること。

2019年度日本社会事業大学 社会福祉主事養成課程 第4学期
精神保健福祉論 論文講評
日本では、人権について学ぶこと、考える機会が少ないが、福祉の専門職として活動する為には「人権」について理解しておく必要がある。又、人権を擁護する立場として、人権侵害が発生している現状を発信していく立場に社会福祉主事がある事を知っていて欲しい。地域移行支援や専門職が果たす役割を記述することは出来ているが、人権についての明確な記述がないレポートを散見した。これから向き合う中でしっかりと「人権」について考えていって頂きたい。